2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

予算案年度内成立――野党議員は直ちに倒閣運動を起こせ

平成21年度予算案が衆院を通過し、年度内成立が確定した。これについては、今のメディアのていたらくを思うと、衆院での予算案審議を延ばしていたらメディアが一斉に野党(特に民主党)バッシングを行なったであろうことが容易に想像できる。最近では旧来の…

どう考えてもおかしい判決をどう論破するか――靖国合祀裁判の大阪地裁判決を批判する

太平洋戦争の戦没者らの遺族9人が、意思に反して靖国神社に親族を祭られ続け、故人をしのぶ権利を侵害されているとして、神社が管理する「祭神簿(さいじんぼ)」などから氏名を消すよう求めた訴訟で、このほど大阪地裁の判決が出された。末尾に記事を引用…

格差社会の本当の問題

今回の記事はどちらかと言えばむしろ備忘的なものであり、末尾に引用する新聞記事を記憶にとどめるのが狙いである。その新聞記事とは、「テレビ界、下請けいじめ是正へ 番組買いたたき禁止など」というものである。 以前に本ブログでは「「ワーキングプア」…

役所の審議会等々で委員を務める人間のレベルの低さ――年金記録改ざん問題の元調査委員長の場合

周知のように、今日本の政治は、のんだくれの中川昭一財務・金融相の辞任劇で大変なことになっている。麻生政権が崩壊過程に入ったのは誰の目にも明らかで、あとはどうやって麻生首相を辞任させるかだが、これについては、私自身は、自民党の衆議院議員が腹…

麻生政権の支持率が最悪の森政権のを下回る勢い――国民による倒閣しかない

どこまで麻生首相は身の程知らずで、どこまで厚顔無恥なのか。既に各種世論調査で支持率は下げ止まらず、10%前半にまで達しており、中には1ケタになったものもある(日本テレビ調査)。これらすべての世論調査が極めて正確だとまでは言わないが、どう見て…

日本国民よ、刮目して今の政治のていたらくを見よ

遅ればせながらだが、ここへ来て湯浅誠氏の『反貧困』(岩波新書)と民主党衆議院議員、長妻昭氏の『闘う政治 手綱を握って馬に乗れ』(講談社)を読んだ。どちらも蒼惶の間の読書なので、ここでその内容を要約することはできないが、しかしどちらも、読めば…

最近の将棋

今しがた終わったらしい王将戦第3局については、言うべきことは何もない。本ブログが「ひょろ弱」と呼んでやまない王将兼名人がまたやってくれた、というにすぎない。ひょろ弱先生、期待にたがわずボロ負けしてくれたナー。羽生にとって今年は絶不調の年と…

完敗の朝日新聞は自らの誤りを認めよ――かんぽの宿問題をめぐって

かんぽの宿のオリックスへの譲渡という問題をめぐっては、本ブログでも既に過去記事(2009年1月18日づけ)でとりあげてきたところであり、その中で特に朝日新聞の社説を批判した。 すると、既に数日前になるが(1月31日)、また社説がこの問題をとりあげた…

公務員制度改革――今ごろ大騒ぎすることのおかしさ

「政府 公務員改革工程表を決定」というニュースが3日夜のNHKニュースで報じられ、国会審議の様子の映像すら繰り返し映し出されていた。「すら」とあえて言うのは、その審議が与党委員の質問に対して政府が答弁するというものだったからである。言うまで…