守屋前防衛事務次官は必ず豚箱に入らなければならない


 冗談ではない、と言わざるをえない。「年に20〜30回、5年間で100回は超えていたと思う。半分以上は夫婦で行った」という。これだけで既に1000万円を超える金をもらっていたことになるのではないか。そして、既に先日の記事で書いたように、山田洋行は9割超が随意契約だったという。随意契約が結ばれる、或いは更新される際に、守屋が便宜を図らなかったと考えるほうがどうかしている。山田洋行との契約すべてについて、その契約締結の過程がどのようなものだったか、契約更新の過程がどのようなものだったか、防衛省はくまなく明らかにする義務がある。言うまでもなく、守屋に対する接待日と、契約締結日・更新日とが近接・関連していないかどうか、といった点から始めて明らかにするのである。


 ふざけるな、である。守屋前防衛事務次官は必ず豚箱に入ってもらわなければならない。また、当然ながら、退職金は全額返納してもらわなければならない(それだけでは到底不十分だが)。最低限それがなくては、防衛省のやることに今後信頼しろと言われても無理な話である。この輩は明らかに職権を食い物にしたのだから。


追記
 NHKのニュースで聞いて呆れたが、防衛省随意契約が7割超だという。これだから、接待が多くなるのではあるまいか。当然ながら一般競争入札を増やすべきだが、それ以前に、こういうことでは防衛省は、とてもではないが税金を任せる役所たるにふさわしくない。次の予算編成においては防衛省の予算は大幅減額とするのが望ましい。


追記2
 上で「当然ながら一般競争入札を増やすべきだ」と書いたが、これについては自分の不明を恥じなければならないようだ。すなわち、随意契約が多いことについては、そもそも当該兵器を製造しているのが一社しかないといった事情があるらしい。しかし、もしそうであるならなおさら、透明度の高い仕組みが構築されなければならないだろう。