これではだめだぞ、社民党――保坂展人氏を国会に送り出すために全力を尽くせ


 或るところから情報を得たのであえて書いておきたいと思うが、それによると、社民党の都議レベルだろうか、或いは区議・市議のレベルかもしれないが、そのレベルでは、保坂展人氏は「外様」或いは「よそ者」とみなされているらしく、その結果、来たるべき総選挙のための保坂氏の活動に対するそのようなレベルでの支援は基本的に見られないのだそうだ。


 いったい保坂氏は社民党の国会議員として何年働いてきたのだろうか。少なくとも2005年の郵政選挙での奇跡的な当選以来、早4年近くぶっ続けでしかもものすごい馬力で働いてきておられ、しかもそれ以前にもさらに何年か国会議員をしておられる(正確には1996-2003年と、2005年以降現在まで)。私の目には、辻元議員よりもまた福島党首よりも保坂氏こそが、国会における社民党のエースと見える(実際、議員としての活躍ぶりを考えるなら、これは少しも大げさでない)。保坂氏がいない社民党に、いったい何が期待できると言うのか。「外様」と言い「よそ者」と言いあまりにも馬鹿げた考えであり、全く聞いてあきれる話である。


 社民党が政党としての存在をやめたいのなら話は別だが、そうでないのなら、他の人をさしおいてでもまず保坂氏をこそ国会に送り出すよう社民党は全力を尽くすべきである。さもなければ、保坂氏は本気で社民党からの離党を考えたほうが良いかもしれない。保坂氏が今の国会に欠かせない人材だと思う者の一人として、忠告を申し上げておきたい。