やはり高速道路は無料化するに限る


 いわゆるゴールデンウィークの連休が終わり、その際高速道路を利用した人々の中には渋滞に巻き込まれた向きも少なくなかったのではなかろうか。私が言うまでもなく、なまじ高速道路に若干の使用料(料金)がかかっているため、高速道路からいったん下りると損をするので、したがって高速道路で渋滞が発生するということになるのである。つまり、この連休中の渋滞は、政策的に作り出されたものだと言ってよい。渋滞に巻き込まれた人たちよ、あなたがたは政府のせいで渋滞に巻き込まれ時間を損したのである。


 ところが、民主党が主張しているように高速道路を無料化したなら、話は全く変わってくる。言うまでもなく、高速道路への出入りが自由になり、高速道路と一般道の間で交通量が平準化されるからである。


 などということを、私が得々と書く必要はないかもしれない。というのも、民主党桜井充参議院議員が同趣旨のことをメールマガジンで書いておられるからである。当該記事をご覧いただきたいと思う。


 これまた言うまでもないが、今国会で審議されている補正予算案とやらは、本予算に載らなかった筋悪の内容を集めてまとめたものだとのことである(菅直人民主党代表代行のこのブログ記事を参照)。これといい、高速道路料金値下げといい、政府のやることは質が悪すぎる。やはり、政権交代が今の日本には不可欠である。