議会制民主主義を無視して暴走し続ける与党に対抗するには

 有権者全体のたった2割の賛成でも国の最高法規をいじれてしまう(「たった2割」とは、仮に投票率40%弱で、改正案がぎりぎり過半数を獲得したというような場合の数字・・・しかし、十分ありうるケースだろう)という欠陥国民投票法案が、衆議院を通過してしまった。本当に、今の与党は議会制民主主義を冒瀆し続け、暴走しまくりである。言うまでもないが、安倍政権は民意によらずに誕生した政権であり、小泉政権がかの詐欺的選挙戦によって獲得した大量議席を背景にこれら暴挙を行なっている。次の選挙では必ず、民意はこの暴走に待ったをかける必要がある。単なる政治的立場の問題ではない、今の与党は議会制民主主義それ自体を踏みにじっているのだから。有権者はこの点をよくよく理解する必要がある。