鳩山法相は更迭あるのみ


 産経新聞の次の記事によると、鳩山法相は「寝ないで考え、辞書引いた」結果、発言を陳謝したのだそうな。

 鳩山法相、「冤罪でない」発言を陳謝 「寝ないで考え、辞書引いた」
2008.2.14 17:09

衆院予算委で冤罪発言について陳謝する鳩山法相=14日午後 鳩山邦夫法相は14日の衆院予算委員会で、12人の被告全員の無罪が確定した鹿児島県議選の公選法違反事件に関し「冤罪(えんざい)と呼ぶべきではない」と発言したことについて、「今後公式の場では一切使わない。被告の方々が不愉快な思いをしたならば、おわびしなければならない」と陳謝した。

 鳩山氏は「寝ないで考えたが、やはり反省しなければならない。辞書を引いたら、ぬれぎぬ、無実の罪と書いてあった」と釈明した。社民党保坂展人氏の質問に答えた。

 鳩山法相は全くの馬鹿である。寝ないで考える前に、それよりむしろそもそも発言する前に、辞書を引けと言いたいし、そもそも冤罪という言葉を辞書で引かなければならないこと自体が政治家失格、成人失格である。どこの大学を出たのだ、と言いたいが、これが確か東大卒なのだから全く恐れ入る(東大は漢字熟語とその意味を問うテストを卒業資格試験に導入すべきではないか?――もちろん冗談で言っているのだが)。もちろん、東大卒だろうが何だろうが馬鹿は馬鹿、「上知と下愚は移らず」である。鳩山法相は即刻更迭されるべきである。


 ところが、福田首相は更迭できないんだな、これが。何たる始末。この政権にあきれない人がいるなら、その人はどうかしている。