都知事選 選挙戦終了

 今日4月7日は都知事選の選挙戦最終日。浅野候補の演説を3箇所で耳にすることとなった。


 それにしても、浅野史郎氏の元気の良さは驚嘆に値する。最終目的地である新宿では、菅民主党代表代行などは、ノドをからしてガラガラ声で応援演説をやっていたが(もちろん、菅氏がこれほどまでに浅野氏に同行して応援演説をしたことに対しては、そのご苦労を多とするほかない)、浅野氏は相変わらずきれいな声で演説をしていた。他の場所でも、演説を終えると握手をすべく人垣の中に(文字どおり)飛び込んでいき、そのフットワークの良いこと良いこと。底知れぬ体力の持ち主である。原則として(たぶん体力的理由からだろう)日に2度しか選挙演説を行なわなかったらしい石原現知事とは大違いである。ご老体は引退するのが適当だろう。


 演説では浅野氏は「石原都政のこのにおいがもう4年間続いて果たして良いのか」といったことを言っていた。氏はまた、浅野都政と石原都政の違いも語っていた。氏のマニフェストだけでなく選挙演説も、この間に進化を遂げてきたようである。


 ともあれ明日は投票日。都民の良識に期待するほかはない。